ヘリカルギア補修
delino

これはヘリカルタイプのギアで、こういったギアを補修したり
製作したりするのですが

gia

一度こうしてから、、というのは以前書いた気がします

そして、最終的には非常にアナログな、、しかし一番面倒な作業
があります

まず、そのギアの内径にあわせてシャフトを製作 出来るだけ
カウンターとメインの実物に近い距離になるように
ジグと台座を製作します

jigu1

それにギアをセットして光明タンを塗って
ギアのあたりを確認していきます

jigu2

こうして、歯の当たりなどを最終的に確認して
OKであれば、ここから焼きいれの工程にまわします
ここで、問題になってくるのは、加工した以外の部分、、

つまり
新規設計の物や新しいギアなどなら良いのですが
意外と古いギアを治す事が多いのです
加工した部分は製作しているので、バッチリというか
切削時に、寸法をだしているので問題ないのですが

他の部分の磨り減りや傷、歪の大きいギアなどは
ここで、苦労します、つまり全体的に歯が均等にあたるように
手作業で、調整研磨します、これに結構手間がかかります

ここであまりにも全体的にやせてしまっている物
つまり、破損はしていないけど磨り減りがはげしい物には
メッキ加工やようしゃ加工が必要になってくるわけです